RECRUIT

NRIデジタルが求める人材像、採用情報、社員のキャリアインタビューをご紹介しています。

BACK

高屋 真菜

たかや・まな
2020年に新卒で野村総合研究所(NRI)に入社し、2021年よりNRIデジタルへ。この間に、お客さまの業務システムの開発・運用・保守に携わる。2023年に自ら希望してデータサイエンスのチームに異動。データサイエンティストとして、お客さまの業務を支える戦略やソリューション設計を行っている。
 


精鋭メンバーが揃うデータサイエンスチームで
お客さまのために技術力とプレゼン力を高める

学生時代からデータを見ることが好きで、大学では機械学習やデータ分析を学んだ。憧れていたデータサイエンティストとしてのキャリアを、この会社でスタート。優秀なチームメンバーに囲まれ、学ぶことは多い。技術力はもちろん、自分たちが提供する価値をお客さまにわかりやすく伝える力を身に付けたい。

データ分析の仕事がしたかった

SNSの膨大な投稿データから一般生活者の要望を抽出し、コンビニ店舗で販売する商品の開発や発注業務に活かしてもらう。高屋は最近、こんな仕事に携わりました。
「SNSのコメントを分析すると、例えば、スイーツのクリーム量を増やしてほしい、という要望が見えてきます。生成AIを活用して、一般の方々の声をお客さまに役立てていただくソリューションの設計・開発を行っています」
このほか大手スーパーに向けて、POSデータや商品マスタからエンドユーザーの特性を分析してレポートにまとめ、店舗設計や運営に活用してもらうお手伝いもしています。こうしたデータ分析を仕事にできることに、高屋は満足しています。
「もともと高校生の頃から、将来はデータ分析の仕事をしたいと思っていました。自分でも理由はよくわかりませんが、昔からデータを見るのが好きだったのです」

システム開発を3年は経験してみよう

高屋は大学では経営工学の分野に進み、機械学習やデータ分析を学びます。転機となったのは、大学4年時にチャレンジしたデータ分析のコンテストでした。
「大学の教授に勧められて、NRIが主催する『マーケティング分析コンテスト』に参加しました。このときは、NRIから提供されたデータをもとに、テレビCMの効果分析を行いました。私はその後、大学院に進みますが、研究対象はこのコンテストのデータでした」
「マーケティング分析コンテスト」との関わりから、高屋はNRIに入社します。これでデータサイエンティストになれると期待したものの、配属されたのはお客さまの業務システムを開発する部署でした。高屋は「希望とは異なるけれど、システムエンジニアを3年は経験してみよう。好きになるかもしれない」と前向きに仕事を続けます。この間、旅行業をはじめ、さまざまなお客さまのシステム開発に関わりました。そして高屋が所属していた部署ごと、NRIからNRIデジタルへ異動しました。

システム開発の仕事に3年携わった高屋は「やはり自分が目指すのはデータサイエンスの仕事だ」と強く思うようになります。このままシステム開発を続けていれば、今後のキャリアもその方向に限定されてしまう。そんな焦りも抱いていた高屋は、思い切って当時の上司に相談します。「データサイエンティストとしてのキャリアを築きたい、今の仕事をし続けることに疑問がある」と。
「振り返れば、この上司は本当に素敵な方で、データサイエンスにも理解がありました。『データ分析によってお客さまを支援する面白い案件を、NRIデジタルの中でつくってほしい。だからうちの会社で、あなたの力を発揮してもらいたい』と言ってくださって。それで現在のデータサイエンスチームで仕事をするようになりました」

自分なりの意見を返してくれる後輩たち

今振り返れば「NRIデジタルに踏みとどまって本当に良かった」と高屋は言います。
「社内のデータサイエンスチームのメンバーはみな、本当に優秀です。私の直属の上司は生成AIの第一人者とも言える人。常に最新技術を学んでいて、かつ視野がとても広い。チームにはいつも革新的なアイデアと、問題解決に向けて多角的なアプローチを提供してくれます。また、若手の後輩たちも驚くほど優れています。こうしたメンバーと一緒に仕事ができて、本当にありがたいと思っています。周囲から多くを学んでいます」
その一つが、仕事に向かう姿勢です。例えば周囲のメンバーは、細かな部分までデータをチェックし、よりよくしていくための考察にしっかり時間をかける。また、臆せずに意見を述べるメンバーの様子も、高屋には好ましく映ります。
「例えば、私が後輩に『これ、やって』と仕事を頼んだとします。すると『いや、もっと、こうしたほうが良い』と自分なりに考えて、意見を返してくれる。その姿勢がありがたいし、素敵だなと思います」

技術力、ビジネス力、プレゼン力

優秀なメンバーたちに囲まれて「自分も技術力を高めなければ」というのが高屋にとって目下の課題。さらに「ビジネス力や、プレゼン力も磨きたい」と考えています。
「いくら技術力が高くても、それでどんなことが可能になるのかお客さまに伝わらなければ、ただの自己満足に終わってしまう。だから、私たちが関わることでのお客さまにとってのメリットを、わかりやすく伝えられるようになりたいと思っています」
将来は「お客さまの要望からニーズを的確にとらえ、どのような分析をすればお客さまのビジネスに役立つのかを把握したうえで、ソリューション設計ができる人材になりたい」と高屋は言います。
「技術力とビジネス力は、今後も伸ばし続けていく努力をしていきたいと思います」