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NRIデジタルが求める人材像、採用情報、社員のキャリアインタビューをご紹介しています。

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田上 倫也

たがみ・ともや
2012年に新卒で野村総合研究所(NRI)に入社し、損害保険会社のシステム開発に携わる。2017年に社内公募を通じてNRIデジタルへ。2022年1月よりアメリカのコロンビア大学ビジネススクールに留学。2023年6月にNRIデジタルへ帰任し、システムコンサルタントとして活躍中。
 


コロンビア大学留学で得た
自分だからこその強みと自信

システムエンジニアとしてのスキルに不安を感じると、常にアクションを起こしてきた。2022年には、苦労の末に社費でコロンビア大学に留学。帰国後はどこか吹っ切れた自分がいる。今はどんなことでも対応できる、ジェネラリストとして頼られる存在でいたい。

どんな仕事にも取り組んだ草創期

田上は現在、化粧品メーカーの新ブランド立ち上げをPMOの立場で支えています。システムへの理解はもちろん、さまざまな関係者と調整を図ってプロジェクトを進める、コンサルタントとしての力が求められる役割です。「エンジニアとして何らかの専門性は持ちながら、自分はジェネラリストとして動くスタンス」と田上は言います。
「今は楽しく仕事しています。私のサポートによって、お客さまのプロジェクトが少しでも円滑に進められるなら嬉しいです」

NRIデジタルに創設期から関わってきた田上は、その当時を「営業も含め、とにかく仕事を得るために何でもやった」と振り返ります。
「さまざまなお客さまの開発案件に関わらせてもらいました。わからないことがたくさんあり、そのつど調べて対応していました。大変だったけれど、スタートアップの雰囲気のなか、和気あいあいと仕事をしていました」

社会を陰ながら支えたい

大学時代にプログラミングに触れ、膨大なデータから価値ある情報を抽出する面白さや、それによって社会や企業を支えることに魅力を感じた田上は、新卒時の就活でシステムエンジニアを目指しました。NRIに入ったのは「デファクトスタンダードなシステムに携わることで、社会を陰ながら支えたい」と思ったから。保険ソリューションの部署に配属された田上は、損保業界のお客さまとのやりとりや、大規模プロジェクトでのシステム開発を経験します。ところが仕事に慣れるにつれ、だんだんと不安を抱くようになります。
「当時私が携わっていたのは、レガシーなシステムでした。またシステム開発においても、実際に手を動かすのはパートナー企業でした。このままではスキルを磨くことができなくなると悩むようになりまして……」
そこで環境を変えようと、社内公募を利用し、飛び込んだのがNRIデジタルでした。先述のとおり、さまざまなお客さまとのプロジェクトを通じて幅広く仕事を経験し、自身のブラッシュアップを図っていきました。

コロンビア大学への留学

NRIデジタルで数年過ごした田上は、再びキャリアについて悩むようになります。その打開策となったのが、社内制度によるアメリカ留学でした。2022年1月から1年半、田上はニューヨークに滞在し、コロンビア大学ビジネススクールでビジネス全般について学びます。留学理由について、田上は次のように振り返ります。
「日々の業務に忙殺され、このままでよいのか、と不安に思ったこと。また、NRIデジタルには留学経験者が多くいたため、私も漠然と海外を意識し、グローバルに働ける人材になれたらと思ったのです」
田上の経歴を見ると、いかにもスマートにさくっと留学してきたかに思えます。しかし実際は「留学までの勉強がハンパなく辛かった」そうで、会社業務をこなしながら徹夜で英語を勉強したこともあり「体重が最大で8㎏落ちた」と語ります。

自分の実務経験は海外でも通じる

苦労の末のアメリカ留学から田上が得たものは、意外にも「自身の強みに気づき、自信を持てたこと」だと言います。
「NRIデジタルでの実務経験はコロンビア大学のビジネススクールでも引けをとらない、活かせると実感しました。ともに学んだ留学生は優秀な人が多かったけれど、私自身もプロジェクトマネジメントの経験など、自分の強みが通じると思いました」
これまでは漠然とキャリアに不安を抱くことがあったけれど、留学から戻ったらどこか吹っ切れて「主体的なマインドで楽しく仕事に取り組めている」と田上は言います。
「当面は、いろいろな方から頼られる存在になりたいと思っています。今後もしまた不安を感じたときは、私にとって次のアクションを起こすタイミングなのだと思います」