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NRIデジタルが求める人材像、採用情報、社員のキャリアインタビューをご紹介しています。

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小松 奈南子

こまつ・ななこ
大学では社会心理学を専攻し、2021年に野村総合研究所(NRI)へ入社。同年8月よりNRIデジタルに配属され、通信事業者が提供するサービスアプリ(ID決済やデジタルウォレットなど)の開発に関わる。生成AIやブロックチェーンなどの先端技術の探索・検証も実施。
 


成長実感を得られる環境で
小さな機会をプラスに変えていく

生活に身近なシステムに関わりたくて、NRIデジタルに入った。入社2年目で開発リーダーに。お客さまと密接に関わりながら、世の中に役立つものづくりがしたい。自身に与えられた小さな機会をプラスに変えている。

入社1年目から企画に関わる

NRIデジタルで小松は、決済やID管理などをスマホに集約して行う、デジタルウォレットの開発に携わってきました。
「大手通信事業者のお客さまが提供するスマホアプリで、さまざまな機能がついています。アプリの初期構築時は、パートナー会社のメンバー数名からなるチームのリーダーとして、開発を進めました」
入社1年目の冬、このプロジェクトが始動する前にお客さまのところに直接伺って、自身のアイデアを提案し、企画から関わることになりました。
「お客さまとディスカッションをしていたら、1カ月後には資料を作りプレゼンをしていました。資料は、アイデアを具体的にイメージいただけるよう絵にしたり、デジタルウォレットに必要な技術要素やトレンドを図にしたり、といった内容です」
資料を準備して発表、を毎週繰り返していたら、いつの間にか開発リーダーを任されるまでに。新入社員としては、貴重なポジションといえるでしょう。Z世代の意見を聞きたいというお客さまからの要望で、たまたま呼ばれた幸運。そこから始まった小さな機会を、小松はプラスに変えていきました。

生活者に身近なサービス

辛いこともあるけれど「今関わっている仕事は楽しい」と小松は言います。就活時に「できたらいいな」と思っていたことは少しずつ実現しています。
「大学では社会心理学を学んでいました。文系の私がシステムエンジニアを目指したのは、自分にとって長く働ける新しい分野に挑戦したい、それと一般社会と関わる仕事ができたらと考えたからです」
NRIに入って配属先として、小松は迷わずNRIデジタルを希望します。
「お客さまと密接に関わりながら、一般生活者にとって身近なシステムをつくりたいと思っていました。そうしたサービス産業分野を望むならNRIデジタルでした。調べたら、最新技術を使った取り組みも行っていることがわかりました。当時、新しいことに挑戦したいと考える新卒入社組に、NRIデジタルは人気でした」

お客さまへの見せ方・伝え方

アプリケーションエンジニアに、最新技術を追求しながら開発にコミットするタイプは多いけれど、小松は開発工程のなかで、お客さまと接しながら仕事を進めることに魅力を感じています。
「私たちがつくったものは、お客さま、また最終的にはエンドユーザーに使ってもらい、満足いただかなければ意味がありません。となると、お客さまが本当に望むものは何かを聞き出し、それをシステム要件に落として開発メンバーに伝えるプロセスはとても重要です。こうした伝える力をもっと磨いて、いいものをつくれたらと思います」
小松の周囲には、お客さまへの見せ方・伝え方が上手な先輩社員がいます。
「システムの専門用語を使わず、お客さまに伝わる言葉で話す。リスクやコストなど、お客さまが判断するうえで一番気になる結論から説明する。そうするとお客さまは納得して、プロジェクトはスムーズに動きます。当たり前ですが大事なことで、先輩を見習っています」

技術にも精通しつつ、お客さまと接していきたい

将来のキャリアについて、まだはっきりとした方向は決めていないと小松は言います。
「実はけっこう、悩んでいます。お客さまと関わる立場は続けつつ、技術にも精通したい。システムコンサルタントのような立場で仕事をするのが、今の理想です」
最近、社内で開催されたイベントに参加して、小松は小さな喜びを感じました。
「AWSを学びながら、楽しく点数を競うゲームイベントです。1年目に参加したときは、まったく歯が立たなかったのに、今回はチームに貢献することができました。実務ではAWSの特定のサービスに触れることが多かったのですが、自分で勉強して資格を取っていたので、今回のイベントでいつの間にか理解できていたとわかり、嬉しかったです」
AWSに限らず、日々の仕事を通じて成長実感を得られる環境にいることが、今は楽しいと小松は話します。当面は「自分の限界を決めず、どんな新しいことにもなんでも取り組んでいく」スタンスです。