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福島 寛子

ふくしま・ひろこ
2013年に新卒で大手SIerに入社し、アプリケーションエンジニアとして、金融機関や小売業の業務システムの開発に関わった。2021年9月よりNRIデジタルに入り、大手コンビニエンスストアのECサイト構築や、不動産業界のためのDX推進案件に従事。NRIデジタルの新しい事業創出にも取り組んでいる。
 


異能がかけ合わさる楽しさと「Mutual Respect」の姿勢

2021年よりNRIデジタルにて、顧客案件であるシステム開発や、社会課題を解決する新規事業の創出に関わっている。やりたいことは自ら声を上げて、チャンスをつかんできた。目指すのは、ユーザーの視点に立ち、 ユーザーが使いたいと思う魅力を秘めたサービスやプロダクトづくり。その実現のためにデザインの力を取り入れて 貢献したいと思っている。

戦略や要件からデザインで関わりたい

エンジニアを意識した学生時代から、人が安心して心地よく使える、人にやさしいシステム をつくりたいという想いがあったと、福島は振り返ります。新卒で入社したシステム会社で開発経験を重ねるうち、ユーザーの接点となるUIやUXに関心を持ち、やがて、戦略や要件からデザインを考えてシステムをつくりたいと思うようになりました。
「そのためには、システムだけでなく、その上流となるビジネスの組み立てもできるメンバーがいる会社が理想でした」
人に勧められてNRIデジタルを調べるうち、DX推進のために生まれた会社としての社風や、さまざまな業界でのDX支援事例を知って、強く興味を持ちます。
「この会社なら自分がやりたいことに近づける、と思いました。NRIデジタルを知らなかったら転職を考えなかったと思います」

NRIデジタルで新たなキャリアをスタートさせた福島は、最初に大手コンビニエンスストアのECサイト構築に関わります。次いで、不動産業界のDX推進案件に携わり、現在も続いています。ユーザーの体験価値向上が求められる案件 で、福島はUXの改善を任されています。転職時の希望を実現したといえるでしょう。

地域活性化につながる新規事業創出のメンバーに

ただ、この仕事だけでなく「もっと理想的な経験をしている」と福島は言います。
「NRIデジタルとしての新規事業を生み出すプロジェクトに、昨年から関わっています。日本の地域活性化という社会課題の解決につながる案件で、私にとって本当に面白い取り組みです」

地域活性化には、都市部の人が地域に断続的に関わる「関係人口」の創出が重要とNRIデジタルはとらえています。福島が関わるプロジェクトでは、「関係人口」を増やすための仕組みを考え、事業化を目指しています。
「ビジネス、デザイン、テクノロジー、マーケティングなどの専門性を持つメンバーが構想段階から関わって、切磋琢磨しています。異能のかけ合わせとなって、とても楽しい。学ぶことも多く刺激的です」
システムありきでなく、仕組みの検討から関わったこと、また、ゼロから新しい事業を生み出す初めての経験であることも、福島にとっては理想でした。

やりたいことは自分から名乗りを上げて

前職で働いていた数年前と比べると、「今の自分は想像できない」と福島は言います。
「あの頃は、スコープが決まったなかで開発を考えていたし、キャリアについても、定められた場所・仕事の範囲で歩むものと思い込んでいました。今は、やりたいことは何でも手を上げ、自分ができることをアピールして、チャンスをつかんでいます。ありがたいご縁にも恵まれました。今の環境は私に合っていると思います」

嬉しいことに、今はやりたいことがありすぎる、「だから優先順位を考えてそれぞれ取り組むようにしている」福島は言います。その一つが、NRIデジタル社内の有志活動です。
「社内のD&I(Diversity&Inclusion)を推進する活動に参加しています。多様な個々の力を生かすことができる、働きやすい環境づくりに取り組んでいます」
NRIデジタルにはさまざまなバックグラウンドを持つ社員がいるため、D&Iの観点は重要です。会社組織が自由であり、多彩な能力にあふれているせいか、若手社員のなかには自身のキャリア形成に悩む人もいます。「そのサポートでお役に立てたら」と福島は考えています。

多様なメンバーが集うからこそ大切な「Mutual Respect」

さらに、多様な専門性を持つメンバーが集結した素晴らしい環境だからこそ、この会社で働くときに気をつけたいことがあると、福島は言います。
「お互いに尊敬・尊重し合うMutual Respectの姿勢です。 NRIデジタルでは、良い意味での“常識”や“典型的な社員像”が固まっていないと私は思っています。そのためメンバーは、お互いの背景を理解し尊重する姿勢がないと、仕事をうまく進めるのは難しいと思うのです。これからの社会は、異能のかけ合わせや多様性の理解がますます重要になるでしょう。その意味で、Mutual Respectの精神は、仕事をするうえでより大切になると思っています」

近い将来の夢は、社会課題を解決する仕組みの事業化。そこに自分がデザインの力を取り入れて 貢献できたら、と福島は言います。
「ユーザーに使いたいと思ってもらえる、気の利いたサービスやプロダクトをつくり続けたいと願っています 」
福島が学生時代に漠然と思い描いた理想は、NRIデジタルで、もうすぐ実現するでしょう。