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NRIデジタルからのニュースリリースやお知らせ、セミナー・イベント開催情報です。

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DX時代の基幹システムを支えるソフトウェア部品群「DiPcore」の発表

〜顧客のDXを実現するためのキーテクノロジーをコンポーネント化〜

株式会社野村総合研究所
NRIデジタル株式会社

株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)では、NRIデジタル株式会社の協力のもと、AIの先端アルゴリズムとクラウドテクノロジーを組み合わせ、Eコマースサイトや基幹業務システムに組み込むためのコンポーネントを研究開発しています。
今後その研究成果の一部を「DiPcore(ディップコア)」シリーズとして順次公開していき、幅広い企業のDX構築ニーズに応えていきたいと考えています。

DiPcoreを構成する様々なラインナップ

「DiPcore」は、基幹システムにAIを埋め込むことにより顧客のビジネス付加価値を向上させる「エンタープライズIPシリーズ」と、自動化技術と部品化により開発QCDを向上させる「エンジニアリングIPシリーズ」の2つの要素から構成されています(図1)。

図1 DiPcoreシリーズの全体像
今後もラインナップは順次拡大していきます。

荷物計測ソリューション「DiPcore SiZESCAN」のリリース

「DiPcore」シリーズの1つとして、高度なAI処理を体感できる荷物計測アプリ「DiPcore SiZESCAN」をリリース1しました。
本アプリでは、これまで人の手で実施していた三辺の(縦・横・高さ)計測を、スマートフォンのカメラで1回撮影するだけで、素早く行うことが可能です。スマートフォンのカメラに搭載されたTOFセンサー2の情報をNRIグループが独自開発した画像解析技術3と組み合わせることにより、高精度な計測結果を瞬時に求めることができます。
今後、カメラやセンサーとAIを組み合わせた技術は、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待されていますが、基幹業務とのシームレスな連携が課題となっていました。DiPcoreは基幹システムへの組み込みを想定したコンポーネント型ソリューションのため、柔軟なカスタマイズが可能です(図2)。

図2 アプリ画面イメージ:測定の流れ


1 本アプリは、以下のiPhoneのみご利用いただけます。(2022年7月現在)
 iPhone 13 Pro/ iPhone 13 Pro Max/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max
2 Time Of Flightの略称。対象物に光を照射し、その反射光をセンサーでとらえ距離や方向を測定する技術
3 特許出願中

【お知らせに関するお問い合わせ】

NRIデジタル株式会社 広報担当 野呂、瀬戸、田中
E-mail:info@nri-digital.jp

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社野村総合研究所 産業ビジネスディベロップメント部 太田、田辺
E-mail:dipcore-info@nri.co.jp