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伊藤 慎二

いとう・しんじ
2007年に野村総合研究所(NRI)に入社し、製造業向けのコンサルティングに携わる。2016年のNRIデジタルの立ち上げから関わり、さまざまなお客さまのデジタル化を支援。2017年~19年に米国にMBA留学。現在は戦略コンサルタントとして、大手小売業の経営戦略、デジタルを活用したマーケティングの高度化や、新規ビジネスモデルの構築・実行支援を行っている。

幅広い支援体制がある会社で
お客さまから第一に選ばれるビジネスパートナーになる

コンサルタントとして仕事をするなかで、戦略策定だけではなく事業戦略策定からその実行・事業支援まで実施するため、NRIデジタル設立に携わるとともに参画。
現在、大手小売業のデジタルを活用したマーケティング・ビジネスモデル変革を支援している。お客さまから第一に相談されるビジネスパートナーになることが本望。お客さまの立場にたって物事をとらえることを、何よりも大切にしている。


コンサルティングだけでなく、実行支援まで

「コンサルティングの領域は幅広い。さまざまな業界やビジネステーマを扱い、知見やスキルを貯めていきたい」という想いからコンサルタントになったと伊藤は言います。
「NRI入社当時は主に製造業のお客さまのコンサルティングに携わっていました。当時は要素技術や先端技術を活用してビジネスをいかに拡大するかがテーマでした」
その後、さまざまなお客さまのコンサルティングを実施する中で、ある化粧品会社からビジネスモデル変革支援の機会がありました。これは、デジタルを活用して消費者とメーカーがダイレクトにつながり、マーケティングを行っていくというものでした。この案件では、戦略策定から実行支援を行うだけでなく、NRIがECシステムや関連する仕組みも提供しました。この時に、「コンサルティングからその事業を実行に移すためには、コンサルティングだけでなく、システムコンサルタント・システム開発・運用まで一貫して提供することで、NRIとしての価値がさらにお客さまに提供できるのではと考えました」
この経験から、NRIデジタルの設立に関わるとともに参画しました。NRIデジタルでは、コンサルティングだけでなく、デジタル活用のテーマに関しては、システム開発から運用まで事業の実行支援を行っています。

コンサルタントやエンジニアの距離が近い

デジタルを活用したビジネスモデル変革や新規事業・事業改革などを実行するには、コンサルティングだけ、あるいはシステム開発だけ、では対応できない案件が多々あります。
「戦略コンサルタントは事業戦略やサービス企画を練るのは得意ですが、事業を具体化するには、システムコンサルタントやエンジニアとの協力が不可欠です。NRIデジタルでは、戦略コンサルタント、システムコンサルタント、システム開発・運用の社員がとても近い距離にいて話もしやすい。お互いが有機的につながっているため、事業化の支援までを一気通貫でできる。それがこの会社のよいところだと思っています」
伊藤が関わる大手小売企業のコンサルティングにおいても、社内の密な関係が生きています。
「以前から、このお客さまの経営戦略をお手伝いしてきました。その中で、デジタルを活用したマーケティング・ビジネスモデル変革もテーマとなっており、ECやスマホアプリ、デジタルサービスの拡充や、新しいビジネスモデルの構築なども戦略の一環としています。ということは、ECサイトの構築、スマホアプリのリプレイス、新しいデジタルサービスの新規構築などが必要となるので、コンサルティングだけでなく、NRIデジタルの開発チームに案件を直接繋げたり、コンペへの参加などを促したりして、システム提案のサポートまで行っています」

目指すのは、お客さまから一番に相談されるパートナー

こうした密な社内連携によってお客さまに寄り添えることが、自身の満足感につながると伊藤は言います。
「事業は立ち上げたら終わり、ではない。そこからシステムの運用があり、業務の運用があります。そのうえで、新しい提案や改善、ビジネス拡大のチャンスにつなげていかなければなりません。それができるのはNRIデジタルだと思っています」
コンサルティングからシステム開発、運用まで一気通貫してサポートできるからこそ、お客さまの業務の改善・拡大を支えられると伊藤は言います。
「私はお客さまのビジネスパートナーとして一番に相談される立場になりたいと、本気で思っています。だから、お客さまを支える体制にあるNRIデジタルで働けることに満足しています」

さまざまな立ち位置でお客さまのことを考えられるか

NRIデジタルで働く仲間は「前向きで、アンテナを張っている人が多い」と伊藤は思っています。戦略コンサルタント、システムコンサルタント、エンジニアなど、さまざまな経験や専門知識を持つメンバーがいて「何かを尋ねれば、新しい視点・知見が得られる会話ができる」環境です。伊藤は戦略コンサルタントとして、社内で後進を育てる役割も担っています。どんな能力が必要かという問いに、次のように答えます。
「現場への実装ができることは大切ですが、それよりも、お客さまの立場に立って考えられることが重要だと思います。お客さまの立場にも、現場、関連する各部署、役員などいろいろあります。さまざまな立ち位置・視点で物事を考えてお客さまとコミュニケーションがとれたらよいと思います」

お客さまの事業を支えることで社会課題の解決につなげる

個人的には、お客さまの立場になって事業拡大や発展に貢献できる人と一緒に働きたい、というのが伊藤の考えです。
「世の中のコンサルタントは、将来自分で事業を企画したい、会社を立ち上げたい、と思う人は多いでしょう。私自身が目指すのは、お客さまからビジネスパートナーとして信頼され、NRIデジタルもお客さまも発展していく姿です」
だからいろいろな企業のお客さまと、長く深くつきあいたい、と伊藤は思っています。

DXによる革新を進め、その次のステップとして、デジタル化による社会課題の解決をNRIグループは標榜しています。社会課題を解決するには、業界や地域を横断して取り組む必要がありそうです。「それも、お客さまと一緒に取り組んでいきたい」と伊藤は言います。
「お客さまの事業発展を支えることで社会課題の解決につなげる。そんなステップを踏んでいけたらと、私自身は思っています」