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NRIデジタルが求める人材像、採用情報、社員のキャリアインタビューをご紹介しています。

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久保 亜希子

くぼ・あきこ
2008年に野村総合研究所(NRI)へ入社し、食品メーカーやアパレルなどさまざまな企業のシステム構築・導入を支援。2021年よりNRIデジタルにて、主にPM、PMOの立場でシステム開発プロジェクトに関わる。社内では、2021年からダイバーシティ推進活動に参画し、2022年4月からNRIデジタルのインターンコース統括リーダーとして企画・運営を進めている。

インターンコースを立ち上げ、運営。
男女ともに、無理なく働ける会社にしたい

2021年にNRIデジタルにて新たなキャリアをスタートした。システム関連のプロジェクトのほか、2022年4月から、NRIデジタルのインターンシップ・プログラムの企画・運営も担当している。自分の主張を押し出すより、関わる人たちの環境や雰囲気の改善に目を配る。人生に占める要素のうち、仕事、仕事以外のバランスは常に変化するので、その時々に合った自分なりのバランスを楽しんでいる。
 


プロジェクトリーダーやPMOとしてのキャリア

これまで久保は、多様な業種・業務のシステム開発のプロジェクトにエンジニアとして従事してきました。実際に手を動かす作業から、提案やマネジメントなど、関わり方も多岐にわたります。
「ここ数年はプロジェクトのリーダーやPMOとして動くことが多くなりました。過去のプロジェクト経験の全てが貯金となり、今の仕事に活かされています。」
家庭では2児の母ですが、日々の忙しさは、パートナーと曜日ごとに家事や育児を分担して乗り切っています。
「月・水・金は18時に業務を終えて、子どもや家の仕事にフォーカス。火・木は夫に子どもを任せて、仕事に集中しています」
多忙な毎日ではあるものの、自分の仕事は「ここまで!」と線引きするのではなく、ふられたことは「ともかくやってみよう」と考えるタイプ。その一つが、上司から声をかけられたNRIデジタルのインターンシップ・プログラムで、久保は立ち上げから統括リーダーとして関わっています。

DXエキスパートコースの統括リーダーに

NRIデジタルは「DXエキスパートコース」というインターンシップを実施しています。「DSコース」と「DXエンジニアコース」の二つからなり、参加者は、各分野のスペシャリストがいる職場で業務を経験します。久保はこのインターンシップの企画から運営まで、若手社員二人とともに携わっています。

インターンシップの企画を詰めていくにあたり、内容については若手社員にほぼ任せたと、久保は言います。
「インターンシップに関わった社員は総勢20名以上でしたが、特にインストラクターを担当した社員には、積極的にアイデアを出して、自由に動いてもらいたいと思いました。彼らのほうが、学生たちと年齢的にも近いです。私はどちらかというと、社内での事前調整、今後の活動継続に向けた役員陣への成果報告など、物事をスムーズに進めて、学生・社員の両方がモチベーション高くインターンに取り組める環境を作る役割に徹しました」

「NRIデジタルは風通しがよく、親しみやすい」

初めて実施したのは2022年の夏。応募条件が厳しいため、どれだけの応募があるか気がかりだったものの、多くの学生の方に応募いただけました。
「私たちが実施するインターンシップは、自分で考えてやってみよう、という方に適しています。選考では、自分なりの想いがある方は、いろいろなエピソードを話してくださり、私自身がとても楽しく、刺激を受けました。」

実際に参加した学生たちからのインターンシップに対する評価は高く、NRIデジタルは「風通しがよく、親しみやすい」というイメージを持ってもらうこともできました。「社内のインストラクターや学生と接してくれた社員の人としての魅力のおかげ」と久保は考えています。
「学生にあえて改善点を聞いたところ『いろいろお膳立てされており、かえって恐縮した』『報酬をいただくのだから、もう少し役に立てたらと思った』というコメントが届きました。これらを踏まえて、次年度のインターンシップでは、ある程度、参加者の動きに自由度を持たせ、もう少し挑戦のレベルを上げてもよいかと考えています」

男女ともに、無理なく働ける雰囲気作り

今後のインターンシップでは、女性の参加者がさらに増えると嬉しいと、久保は個人的に考えています。
「参加者が男性ばかりというのは、違和感がありますよね。NRIデジタルでは、女性社員・外国籍社員も活躍しているので、多様性についても知ってもらえたらと思っています」
NRIデジタルは、常に高いエネルギーを維持してバリバリ仕事をこなす社員ばかりが働いているわけではないと、久保は言います。「働き方について、私自身、家庭やプライベートを優先して仕事量をセーブするか、逆にプライベートの時間を削って仕事ばかりに専念するかの、二択のイメージしか抱いていなかったことがあります。でも実際には、仕事もプライベートも充実させている社員はたくさんいます。私も、ライフインワークを実現させ、『あの人にできるなら、私にだって』と後輩社員から思ってもらえる、“普通の人”の代表のようなポジションになれたらと思っています。

2021年にはNRIデジタル内のダイバーシティ推進活動に参加して、女性だけでなく男性も育児や仕事を両立できる風土や仕組みづくりに取り組みました。その成果の一つとして制作されたのが、「Let’sペア育児」という社内向けTips集です。
男性も女性も取り組める雰囲気づくりが大切、というのが久保の考え方。漠然とながらも、子育てや教育などの社会課題をシステムエンジニアとしての経験を生かして、いつか解決に寄与したいという夢を抱いています。


DXエキスパートコース