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菅川 高和

すげかわ・たかかず
2002年から2020年までNTTドコモに勤務。クレジットカード事業、電子書籍事業、生活サポートサービス、ベンチャー企業支援など、数多くの事業・サービスの立ち上げと企画・運営に携わった。2020年6月よりNRIデジタルに入社し、マーケティングDXチームに参画。

家族との時間を大切にしながら
ビジネス創出のキャリアを重ねる

新規事業の立ち上げを重ねたいとする自身のキャリア展望と、家族との時間を大切に過ごす生活スタイルを、NRIデジタルに入って両立させた。自分はどちらかというと「泥臭く這いずりまわりながら仕事を進めていく」タイプ。一般的にスマートに思われがちなDXのイメージとは異なるかもしれないが、この会社に合っていると思う。いずれは自分がチームを持ち事業を立ち上げて、成長させて会社にしたい。
 


フレキシブルな働き方で、家族と過ごす時間が増えた

毎朝6時半ごろに起床し、朝食や子どもの世話を済ませて車で都内へ。9時前には子どもを学校へ送り届け、近くのコワーキングスペースに入り、仕事モードに切り替えます。9時に仕事を開始し、メールやチャットでチームメンバーとやりとり。ランチタイムを挟んで13時過ぎには自宅へ戻り、仕事を再開します。多忙でなければ夕方には切り上げ、夕食準備のためスーパーへ。20時以降は家族との夕食や団らん――。
菅川の典型的な平日は、こんなふうに過ぎていきます。現在、マーケティングDXチームで、不動産や保険業界のお客さまとともに新しいビジネスの創出に取り組んでいます。
「NRIデジタルに入ってから働き方も裁量も自由になり、各段に働きやすくなりました。我が家には子供が2人いるのですが、1人は車いすを使っており介助を必要としています。前職では、決められた時間を会社に拘束されていたので、家族にもかなり負担がかかっていたと思います。今は職場や自宅はもちろん、コワーキングスペースや車の中など、場所を選ばずフレキシブルに仕事ができます。これまでできなかった家事を夫婦で楽しんだり、子どもと過ごす時間を多く持ったりできるようになりました」

腰を据えて大きなビジネス創出に取り組みたい

18年働き続けてきた前の会社で、菅川は40歳を目前に転職を考えるようになりました。ちょうど次のキャリアステップが見えてきたころでした。
「私はもともとビジネスを創る仕事に関わりたいと思っていました。それで社内では新規事業を立ち上げる部署に異動したり、新しく発足したプロジェクトに関わったりと、意図的に動いてきました。その方向でキャリアを重ねながら、40歳を1つの区切りに腰を据えて大きなビジネスの創出、立ち上げに取り組みたいという目標を持っていました。前の会社はジョブローテーションが活発な会社だったこともあり、キャリアステップが上がるにつれ、自身の希望を問わず数年ごとにさまざまな部署を回ることになる。それでは新規ビジネスに関わることも腰を据えて取り組むこともできないでしょう」

自身の目標達成とさらなるキャリア向上を目指して菅川は、2019年12月に転職活動を始めました。コンサルティング会社、ベンチャー企業、大手事業会社の新規事業部門に絞って見ていたなかで、転職エージェントからたまたま紹介されたのがNRIデジタルでした。
「コンサルティング会社としての野村総合研究所(NRI)はこれまでに仕事で関わったこともあり知っていましたが、NRIデジタルについてはよくわからず、NRIとは雰囲気が違うのかなという程度の印象でした」

この人たちと一緒に働きたい

ただ、同社の求人情報にあった「ビジネスデザイナー」という文言に目がとまります。
「NRIデジタルのウェブサイトを見たら、クライアントのビジネスをサポートするだけでなく、NRIデジタル自体も主体となってビジネスを共同で創りあげる位置付けとありました。野村総合研究所(NRI)が母体でヒト(優秀な人材)、モノ(技術やソリューション)カネ(収益基盤)がそろっていて多様な業界の大手クライアントがいる。この会社なら、自分がこれまでよりも高いレベルで新しいビジネスの創出に関われると思いました」

菅川の入社を後押ししたのは、同社の新井朗吉田純一との面接で。「この人たちと一緒に働きたい」と思えたと振り返ります。
「転職活動のなかでさまざまな企業の方と会いましたが、その中でも特にNRIデジタルの社員は話していて楽しかった。私のこれまでの経験や考え方を理解・共感してくれて、今の自分のままでこの会社に飛び込んでも大丈夫と思えました」
どちらかというと自分の持ち味は「地味に這いずりまわりながら周囲を巻き込んで仕事を進める動力になること」と菅川は言います。
「それに、関係者すべてを満足させる『三方良し』の考え方を大事にしています。スマートなDXのイメージとは離れるかもしれませんが、そんな泥臭い自分を理解し、認めてもらえたと思っています」

自分で立ち上げた事業を会社にする

菅川は現在、大手不動産会社とともにマンション購入や仲介データを活用した新たなマーケティング戦略立案や居住者向けの新サービスを立ち上げるプロジェクトに関わっています。マンション居住者のためのライフサポートサービスなど、さまざまなデジタルサービスを事業化していきます。現在のプロジェクトに関わりつつも、数年後は自分でチームを持ってクライアントを巻き込みながらビジネスを創り出し、その事業を大きくして会社にする。それがNRIデジタルでチャレンジしたい目標だと話します。
「前の会社では、いろいろな事業者を巻き込みながら、いくつものサービスを立ち上げてきました。失敗経験も数多く重ねています。そのなかで、新規事業は数を重ねてなんぼ、事業の拡大と収益化は腰を据えてなんぼの世界だと実感しました。泥臭く這いまわって周囲を巻き込む自分の持ち味を生かしながら、昔から関わりたかった新規事業の立ち上げや運営、拡大、持続的な収益化に、精度を上げて臨んでいきたいと思っています」